このページでは、マンドリンという楽器の中でも「マンドリンセロ(マンドロンセロ)」という楽器に焦点を置いて、自分の主観8割程度を持って紹介しています。
ですので、「そんな低音楽器興味ね―――!!」とか、「いや、自分は普通のマンドリンについて知りたいんです」という人は、このページにアクセスしてください。
マンドリンセロは、マンドリンという楽器の括りの中でも大きな種類になります。どの位かといえば、クラシックギターともタメを張れるくらいの大きさでしょうか。
マンドリンセロは、マンドリン系の楽器と同じように2本1組の弦が4組、計8本で成り立っています。しかし、中には「リュート・モデルノ(mandoliuto)」という弦が5組、計10本で構成されている楽器もあります。(自分はまだ見たことはありませんが。)
マンドリンセロは一般的に低音域を演奏するため、楽譜はヘ音記号で表示されます。しかし、場合によってはト音記号を使い、1オクターブ高く表示される場合もあります。(そんなことはほとんどありませんが)
マンドリンセロは前述したとおり、低音域を中心に演奏します。
ですので、はっきり言って目立ちません。軽音楽でのベースみたいなものです。まあ、縁の下の力持ちが信条のセロ(チェロ)系の楽器が目立ちっぱなしでいいわけありませんが。
しかし、そんな目立たないマンドリンセロにも目立つときがあるのです。高音系の楽器などと比べてずっと頻度が低いですが、マンドリンセロにもメロディを弾く機会があります。そこは思いっきり引けるので、張り切って弾いています。
ですが、マンドリンセロは持ち運びをする際に背中に背負って運ぶことができないという欠点があります。というか、その欠点は企業努力で何とかできるような欠点だろう!!!……とも思います。自分たちセロを弾いている人間が片手でセロを運んでいるのに、ギターを弾いている人はショルダーを使って楽に運んでいるところを見ると、何となく劣等感に苛まれるのは秘密です(笑)。
後、マンドリンセロはほかのマンドリン系の楽器に比べてとても高価です。どの位かといえば、高いものだと30〜40万円くらいします(一般的なものでも)。因みに、普通のマンドリンは10万円台程度ですので、普通マンドリンセロは個人で買おうとは思いません。(マンドリンを個人で買う人はサークルの中でも結構います。)
演奏を実際に聞いてみたいという人はこのページにアクセスしてみてください!
……自分よりずっと上手いです。