10月24日 基礎演習「少子化への道」第4章           

発表:D班 二川紘一

 

著者の考えのまとめ

 

¨         「家族=生活を共にする人々」は成り立たない。

 

¨         現在の家庭には中心はなく、家族のメンバーが対等に向かい合っている。

 

¨         「家族の質の変貌」の原因として核家族化を取り上げるのは無意味である。

 

¨         少子化=親が子どもを嫌いになったという謙子社会

 

¨         昔の女性差別。

 

¨         父性を持ち出すのはナンセンスである。

 

¨         現在の女性の「社会進出」と「社会的地位の向上」

 

第5版での変更点

 

家族関連の語

家庭

5版

夫婦・親子などが一緒に生活する集まり。また、家族が生活する所。

4版

夫婦・親子などが一緒に生活する小さな集まり。また、家族が生活する所。

初版

@一家の中。家族のいる所。

A主人を中心として親子・夫婦など生活を共にする社会最小の集団。

戸籍

5版

国民の身分関係を明らかにするため夫婦およびこれと氏を同じくする子を単位として編製され、その本籍・氏名・生年月日・入籍原因などを記載する公文書。

4版

現行法では、国民各個人の身分関係を明らかにするために記載される公文書。個人ごとでなく、夫婦と氏を同じくする子を単位として編成されるのは沿革に基づく。

初版

子が生まれること。さん。しゅっしょう。

 

出産関係の語

晩産

5版

4版

初版

死産

5版

胎児が死んだ状態で生まれること。(また、第5版から読み方がシサンからシザンに変更している。)

4版

(シザンとも)胎児が死体となって生まれること。

初版

胎児が死体となって生まれること。

 

子関係の語

少子

5版

4版と同じ内容だったが、関連語として「少子化」を取り上げている

4版

1番年わかい子。末子。

初版

年わかな子。末子。

 

発達関係の語

思春期

5版

2次性徴があらわれ、生殖可能となる時期。11〜12歳から16〜17歳までくらいの時期。青機発動期。

4版

2次性徴があらわれ、生殖可能となる時期。11〜12歳から16〜17歳までくらいの時期。青春期。としごろ。青機発動期。

初版

春情の起る年頃。春機発動期。

 

親関係の語

主婦

5版

@一家主人の妻。

A一家をきりもりしている婦人。女あるじ。

4版

一家の主人の妻で,一家をきりもりしている婦人。女あるじ。

初版

@主人の妻

A一家をきりもりしている婦人。女あるじ。

親父

5版

父親を親しんで呼ぶ語。

4版

@自分の父の称。父。一代男七「千手の前の一の所よ」

初版

@他人に対して我父の称。父。

介護

5版

高齢者・病人などを介抱し,日常生活を助けること。

4版

病人などを介抱し看護すること。

初版

 

結婚関係の語

デート

5版

@日時。時日。

A日時や場所を定めて異常と会うこと。あいびき。

4版

@日付。時日。

B日時や場所を定めて異性と会うこと。また、その約束。

初版

@日付。時日。年代。

A異性と会う約束の日。転じて、逢びき、またその相手の異性。

恋愛

5版

(loveの訳語)男女が互いに相手を恋い慕うこと。また、その感情。こい。

4版

男女間の恋い慕う愛情。こい。

初版

男女間の恋い慕う愛情。即ち愛する異性と一体になろうとする愛情。こい。

 

 

親の権威そして父性(参考資料)

 普通に家族団らんのあること、これは相当大切なことではないだろうか。 京都の「てるくはのる」も新潟の少女監禁男も父親が死んで母親の溺愛を受けた点が注目されている。      

 近頃は少子化によって 母子密着型の家庭環境になっていることの問題点が以前から指摘されていた。

 子供にとって父の抑圧は、母のそれとは感じが違う。 父は、特に男子にとって恐怖と憎悪の対象にさえなる。自分の私的欲望を規制社会というものに対する憎悪の身代わりとして父が存在していた、父は社会そのものなのだ。

 大人になっても 延々と反社会・反権力を引きずっているものは、多分 父親が充分反抗期のエネルギーを吸収してくれなかったのだろう。

 父の重しがない男子は、社会の抑制をどうさばくか、どう切り抜けるか、どう突き崩すかの知恵が育たない。 ストレスを避け自己愛だけが肥大し、社会を否定し、増悪していくのだ。

 こう言うと、母子家庭の読者が不安になったり、差別だと反発するかもしれない。しかし、一面の真理としてなければだめだ。と 同時に、今やコンプレックスを抱く必要はなくなった。 なぜなら近頃では、父はただ生存しているだけのもので、父権を失っている。

どこの家庭にも父はいないのである。今の父は、我が子に覚悟を持てない良きパパとして利口になった子供に騙されているだけなのだから。 今時の家庭はどこでも父権のない母子密着型の少子化家族だ。最近「学級崩壊」が話題になってようやく世の親が問題は学校より家庭でのしつけだと気づいたらしい。 気づきさえすれば、直ちにできるのが「しつけ」ってものでもないが…。  

          (小林よしのり著「新ゴーマニズム宣言・9」より文字だけ抜粋)

 

 

                        H12.10.24  記録A

基礎演習「少子化への道」第4章の記録

 

質問1:児童の定義はなぜはっきりしていないのか。(P44)

質問2:「家庭的」を「家族的」と言わないことに対し、“族”に良いニュアンスがないのはなぜか。(P38)   

 A, 血縁という言葉には堅苦しいイメージがあるから。

            A, 暴走族などいいニュアンスがない。

 

質問3:「母乳」が正当化されていて「粉乳」が正当化されていないが、「粉乳」を支える正統かな理由は何か。(P43)

            A,母親の母乳には環境ホルモンが含まれている可能性もあるから。

 

質問4:父性について。(和気藹々な家庭とサザエさんの家庭についての意見)

質問5:どうして父性を持ち出すのはナンセンスなのか。

          A、「男らしさ」「女らしさ」崩しの風潮にあるから。

          A,男女平等の世の中、男女の差をいまさら出してくるのはナンセンスだ。

          A,父親の権力が低下した。