2001年度後期 鹿児島大学 法文学部 経済情報学科

2001年度後期 鹿児島大学 法文学部 経済情報学科                              2001.11.01.現在

演習スケジュール(決定版)

鹿児島大学 法文学部 経済情報学科 専任講師 片桐資津子

E-mail: katagiri@leh.kagoshima-u.ac.jp

Homepage: http://ecowww.leh.kagoshima-u.ac.jp/staff/katagiri/index.html

 

1.テーマ

家族史から福祉を再発見する!

 

2.目的

*戦前から戦後にかけての家族社会学者の文献を精読し,日本家族の過去を知る。

*日本家族の歴史を理解し,そこから現在や未来における家族像を考える。

*家族と福祉の密接な関連性を学ぶ。

*ゼミ議論の場において「存在する限り発言せよの精神」を取得する。

 

3.テキスト

川島武宜『日本社会の家族的構成』岩波書店,2000,(1,000円,ISBN4-00-600012).

中根千枝,『家族を中心とした人間関係』,講談社学術文庫,1977,(ISBN4-06-158101-5).

 

4.評価方法

 *HP更新状況,課題達成度,出席状態,発言頻度とその内容,コミュニケーション力,プレゼン能力,協調性などの平常点.

 *学期末に提出するレポートの内容(分かり易い文章か,常識への挑戦を心掛けているか,卒業論文への位置づけを説明できるか).

 

5.スケジュール(毎週金曜5講目16:10〜17:40,場所は第6演習室)

第01回:10/05  解説

  第02回:10/12 「日本社会の家族的構成」

  第03回:10/19 「日本封建制のアジア的性質―奴隷制の一形態としての養子」

  第04回:10/26 「家族生活における国家法と民衆法」

  第05回:11/02 「イデオロギーとしての「孝」」【前半】と【後半】

 第06回:11/09 「イデオロギーとしての「家族制度」」【前半】と【後半】

  第07回:11/30 『怖くない少子・高齢社会』からの自主ゼミ形式(詳細はゼミ時に説明)

  第08回:12/07 学期末レポートの中間報告会(一人当たり5分報告5分質疑応答)

  第09回:12/14 はじめにと第一章

  第10回:12/21 第二章

  第11回:01/11 第三章

  第12回:01/18 第四章とおわりに

  第13回:01/25 学期末レポートの最終報告会(一人当たり5分報告5分質疑応答)

 

※なお,都合により日程や講義内容に変更があり得ることをご了承ください.