2001年2月22日(木) 15:14
ウルム(AP)
ハンガリーはバイエルン州首相エドムント・シュトイバーの考えでは2004年の次の欧州議会選挙に参加するべきである。キリスト教社会同盟(CSU)所属の同首相は木曜日ウルムにおいて一日間のドナウ・サミットの終幕後、ハンガリーは欧州連合拡大の候補諸国の中で最初に受け入れられるべきである。同国は欧州に対し多大の貢献をした、と述べた。
バーデン・ヴュルテンベルク州首相エルヴィーン・トイフェルの招きに応じて、シュトイバー州首相、オーストリアのヴォルフガンク・シュッセル首相およびハンガリーのヴィクトール・オルバン首相が会合のためウルムに集った。トイフェル州首相は、1989年のベルリンの壁の崩壊後、欧州の分断を克服しEUを東方に拡大するまたとない機会が訪れた。「われわれには東欧諸国の加盟を実現させる責務があるのだ」と語った。これらドナウ河畔の4州国は、生徒や学生の交換留学を一層促進することにも合意した。
シュッセル首相は、ヨーロッパは下から上へと成長せねばならない。「われわれは中心にあってこの形成に与るつもりである」と語った。オルバン首相は、この4州国は将来定期的に会合を持つ意向であると述べた。
原題:Stoiber fuer Teilnahme Ungarns an naechsten Europawahlen
Donau-Gipfel in Ulm
TRM