2000年9月9日(土)  11:35

ハイダーはあらためてシラクとシュレーダーを批判

ウィーン(AP)

 「三賢人」によるオーストリアの審査の後、ケルンテン州知事イェルク・ハイダーはフランスのジャック・シラク大統領とドイツ連邦首相ゲルハルト・シュレーダーをあらためて厳しく批判した。APA通信社の土曜日の報道によれば、右翼の自由党(FPO)の前党首であるハイダーはニュース雑誌「フォルマート」に対して、委員会の報告はシラクにとって敗北を意味する。自分はシラク大統領を「超小型サイズのナポレオン」と評したことを悔いてはいない、と述べたという。「シラクはワーテルローの敗北を喫したのだ」とハイダーは付け加えた。「シュレーダーは制裁措置においてきわめて哀れな役割を演じた。彼は、『オーストリアを汚せば、自分がドイツの歴史的な負の遺産から解放される』と考えたのだ。これで、どんな人物を相手にしていたかが分かるだろう」と、APA通信によればハイダーは語ったと言う。

原題:Haider erneuert Kritik an Chirac und Schroeder