2001年4月6日(金) 17:26

フィッシャー外相はバルカン半島のヨーロッパ統合を促す

ドイツ外相のアルバニア訪問

ティラナ(AP)

ドイツのヨシュカ・フィッシャー外相は金曜日、バルカン半島のヨーロッパ統合がこの地域に永続的平和をもたらす唯一の道であると述べた。紛争解決は統合によって行われるべきで、暴力や流血の事態を通じて行われてはならない、とフィッシャー外相は1日間の予定で訪問中のアルバニアの首都ティラナで述べた。

さらにフィッシャーは、ドイツ政府はアルバニアがバルカン半島全体の安定化の鍵を握るという理由からアルバニアを支援する、と述べた。アルバニアのイリル・メタ首相は、バルカン半島の絶え間ない武力対立はこの地域の経済発展を危うくしている。バルカン紛争の解決には対話しかありえない、と語った。

その日のうちにフィッシャー外相はコソヴォのプリシュティナに向かう予定である。プリシュティナではハンス・ヘッケルプ国連特別委員、コソヴォ国際治安維持部隊(KFOR)司令官トルスタイン・スキアーカーThorstein Skiaker、ならびに諸政党の代表との会談が組まれている。

原題:Fischer mahnt Integration des Balkans in Europa an
Aussenminister zu Besuch in Albanien