2004年4月8日(木)13:36
ベルリン(AFP)
キリスト教民主同盟・社会同盟のフリートベルト・プフリューガー外交担当広報官は、フランス右派与党のトルコEU加盟に対する拒絶を歓迎した。中でも特権的パートナーシップ構想を指摘して、「フランスのトルコ政策はキリスト教民主同盟のアンゲラ・メルケル党首およびキリスト教民主同盟・社会同盟の連邦議会議員団の政策と大幅に一致している」とプフリューガー広報官はベルリンで述べた。
フランスのミシェル・バルニエ新外相と与党UMPのアラン・ジュペ党首の発言は、フランスの路線の重大な変更を意味する。ドイツとフランスはトルコとの友好的関係に大きな関心を持っている、とプフリューガー広報官は強調した上で、だが、「今フランス側も2005年初めにトルコと加盟交渉を行うべきでないと明言したのは」良いことであると述べた。
ジュペ党首は水曜日にトルコの加盟はEUを「歪める」と発言した。同じくUMP指導部のバルニエ外相も、「中期的あるいは短期的視野では」トルコのEU加盟は議論にならないと述べている。
原題:Union begruesst Pariser Nein zu tuerkischem EU-Beitritt