2004年4月16日(金)20:45
エッセン(ドイツ通信社)
欧州委員会のギュンター・フェアホイゲン拡大担当委員は、ドイツ国内に広がる欧州統合悲観論を嘆いた。EUはもはや「巨大な平和保障プロジェクト」ではなく、あらゆる負の結果の源と見なされている、と委員は『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ・ツァイトゥング』紙Westdeutsche Allgemeine Zeitung に語った。多くの人々は生産拠点の低賃金諸国への移転を不当にもEU拡大の責任にしているが、これは誤りである、とフェアホイゲン委員は主張した。新規10ヶ国のEU加盟は二週間後に迫っている。
原題:Verheugen beklagt EU-Pessimismus