2007年4月4日(水)22:30

トルコは自動的なEU加盟を想定せず

ミュンヒェン(AP)

トルコは自動的に欧州連合に加盟できるとは考えていない。「トルコの加盟プロセスには自動進行はない。まず私たちは交渉を成功裡に終える必要がある」とトルコのアブドラ・ギュル外相は南ドイツ新聞Sueddeutsche Zeitung(木曜版)に語った。

それゆえ私は、トルコの加盟に関する論争が白熱する理由が分からない。EUはトルコを恐れる必要はない。我が国はいくつかのEU加盟国よりも進んでいるし、すでにマーストリヒト基準も満たしている、とギュル外相は語った。外相はEU議長国ドイツの手腕について肯定的な評価をした。「ドイツのフランクヴァルター・シュタインマイヤー外相は私たちを支持してくれている。私たちはこれからEUとの加盟交渉でも若干の進展があるものと期待している。」

一方でギュル外相は、ドイツ在住のトルコ人が母国から家族を呼び寄せる場合には簡単なドイツ語の能力を求めるとしたドイツ内務省の計画を批判した。これは人権違反であり、問題解決にはつながらないと外相は述べた。

原題:Tuerkei sieht keinen Automatismus fuer EU-Beitritt




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