2007年4月14日(土)11:02
ハンブルク(ddp)
トルコのレチェプ・タイップ・エルドアン首相はドイツ訪問を目前に控え、明確なEU加盟展望を要求した。「私たちは明確な目標期日、ロードマップ、すなわち加盟交渉のタイムスケジュールがほしい」。私の考えでは現実的な加盟期日は2014年から2015年だ、と首相はハンブルクのニュース雑誌『シュピーゲル』Der Spiegelに語った。
あわせてエルドアン首相はEUに「正直になるよう」呼びかけた。「私たちの加盟を望まないのであれば、今の時点ではっきりとそう言うべきである。双方がこれ以上無駄な時間を交渉に費やす必要はない」と語った。
エルドアン首相は、アンゲラ・メルケル首相(キリスト教民主同盟)率いるドイツ政府のEU議長職に対して、失望感を表明した。「私は本当のところドイツにもっと大きな期待を寄せていた」。キプロス問題を理由に一部の分野の交渉を停止した際、ドイツはもっとトルコを支援することができたはずである。とりわけEU創立50周年記念祭にトルコをベルリンに招待しなかったのは「大きな誤り」だ、とエルドアン首相は述べた。
原題:Erdogan will Zieldatum fuer tuerkischen EU-Beitritt