2008年4月21日(月)14:18

クロアチアはEU加盟に向けてさらに前進

ブリュッセル(AFP)

アドリア海に面するクロアチアはEU加盟に向けてさらに一歩前進した。EU議長国スロヴェニアが伝えたところによれば、クロアチアはブリュッセルで新たにエネルギーと交通の2分野で加盟交渉を開始したという。これにより全35分野中18の分野で加盟交渉を開始したことになる。広報官は、6月のスロヴェニアのEU議長任期満了までにさらに4分野の交渉が開始される可能性があると述べた。

目下28番目のEU加盟国となる見込みが最も高いのはクロアチアである。クロアチアが加盟すれば、旧ユーゴ諸国ではスロヴェニアに続く第2のEU加盟国となる。欧州委員会のオリ・レーン拡大担当委員はヴェルト紙Weltに対して、加盟交渉を「2009年中に」完了させたいという委員会の意向を強調した。

フィンランド出身のレーン委員によれば、前提はクロアチア政府が「今後数ヶ月中に司法改革、汚職撲滅、ならびに造船分野の改革を加速させることである」という。そうなれば2011年までの加盟が可能になると委員は言う。NATOは来年クロアチアを受け入れる意向である。

原題:Kroatien macht weiteren Schritt in Richtung EU-Beitritt




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