2008年4月23日(水)17:42
ベルリン(AFP)
ドイツ銀行のノルベルト・ヴァルター経済担当主任は、世界的な食糧危機によりトルコのEU加盟の可能性が高まるとの見解を表明した。ヴァルター主任はドイチェ・ヴェレ・ラジオDeutsche Welleに対し、「食料の価格が高騰し、どんな小さな土地も耕作すべき今日の状況を踏まえるならば、農業生産力と農地を持つ国の加盟はどこであれ喜ばしいと考えるだろう」。これはトルコだけでなく、ルーマニアやポーランドにも該当する、と語った。
さらにヴァルター主任は、いまだかつてEUの実質負担国が新たな農業国のEU加盟についてこれほど危惧しなくて済む時代はなかった。なぜなら農業でお金を儲ける見込みがこれほど高まったことはないからである、と続けた。
原題:Nahrungskrise erhoeht Chancen fuer EU-Beitritt der Tuerkei