2009年4月8日(水)18:05

メルケル首相はクロアチアのEU加盟交渉を援助する意向

ベルリン(AP)

ドイツのアンゲラ・メルケル首相はNATO新加盟国のクロアチアに対し、欧州連合加盟に向けた努力を支援すると約束した。ドイツは加盟を支持し、クロアチアが交渉を速やかに進めることを望んでいる、とメルケル首相は水曜日、クロアチアのイーヴォ・サナデル首相との会談を終えて語った。「クロアチアはEUに位置を占めるべきである。」

だがその前にEU加盟国のスロヴェニアと直接協議を行い、国境問題を解決する必要がある。ドイツは解決策の模索を助ける用意がある、とメルケル首相は述べた。サナデル首相は、今後さらにスロヴェニアと協議を行うことになろう。私は2010年のEU加盟が可能と考える、と語った。

クロアチアとスロヴェニアの間では、アドリア海の国境画定とそれに伴うスロヴェニアの公海への自由通行をめぐる論争があり、スロヴェニアはEUとクロアチアの加盟交渉を阻止している。スロヴェニアはすでにEU加盟国であり、ユーロ圏にも加わっている。

原題:Merkel will Kroatien bei EU-Beitrittsverhandlungen helfen




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