2015年4月8日(水)
AFP
トルコの指導部は欧州議会のマルティーン・シュルツ議長(社会民主党SPD)と会談し、EU加盟の希望を強調した。トルコ外務省は、新たな分野の加盟交渉が開始されねばならないと語った。シュルツ議長とトルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相との会談では、キプロス問題と100年前のトルコで起きたアルメニア人虐殺も取り上げられた。シュルツ議長は引き続き、アフメト・ダーヴトオール首相ならびにレジェップ・タイップ・エルドアン大統領とも会談を行った。
トルコは1999年からEU加盟候補国となっており、2005年10月からはEUとの間で加盟交渉が行われている。しかし協議はほとんど進展しておらず、加盟交渉の対象となる全35分野中これまでに完了したのは1分野に過ぎない。トルコのEU加盟に対してはドイツやフランスなどが反対している。
原題:Tuerkei unterstreicht Wunsch nach EU-Beitritt
EU-Parlamentspraesident spricht auch mit Erdogan