2001年8月18日(土)17:41

ラウ大統領はラトビアに対してEU加盟支援を約束

独大統領はリガの建都800年祭に出席

リガ(AP)

ドイツのヨハネス・ラウ大統領はラトビアに対し、同国の目指す欧州連合およびNATO加盟を支援すると約束した。ドイツはこのバルト海の国の加盟準備を支援するつもりである、とラウ大統領は土曜日リガにおいて、ラトビアのヴァイラ・ヴィーケフライベルガ大統領Vaira Vike-Freiberga を交えた記者会見の席上で語った。ラウ大統領はリガの建都800年祭に参列した。記念祭の主催者は、およそ100万人のラトビア国民が今週末首都リガに集まるものと見ている。

リガは、12世紀末この地方にキリスト教布教が開始された後、1201年にブレーメン出身の司教により、かつての集落に建設された。1255年以降大司教座が置かれ、1282年にはハンザ同盟に加わった。リトアニアおよびロシアとの通商の中心地として、リガはほどなく大きな重要性を獲得する。16世紀の終わりにはポーランド、その40年後にはスウェーデン、そして1710年にはロシアの支配下に置かれた。1918年リガはラトビアの首都となった。第二次世界大戦ではドイツ軍が獲得し、郊外にゲットーが築かれた。1944年リガはソ連軍に占領された。

原題:Rau sagt Lettland Unterstuetzung fuer EU-Beitritt zu
Bundespraesident zu 800-Jahr-Feier in Riga