2014年8月8日(金)
ドイツ通信社dpa
欧州委員会の見解によれば、ヨーロッパの人々はエボラウイルスの感染を心配する必要はほとんどなく、EU市民のリスクは「きわめて低い」という。
「これはEUに入国する人々がウイルスに感染している可能性が比較的低いためである」。また感染には患者の体液と直接触れる必要があることにもよる、と欧州委員会のトーニオ・ボルク健康担当委員は金曜日ブリュッセルで語った。
ボルク委員は「EUは西アフリカの状況を何か月も注視しており、エボラがEUに達するという想定しにくいケースについても準備を整えている」。欧州委員会は各国と情報の交換や予防措置について協力を行っている、と述べた。
原題:EU-Kommission: Ebola-Risiko in Europa sehr gering