2006年12月1日(金)19:46

エルドアン首相はトルコEU加盟に対する法王発言の真実性を保証

アンカラ(AP)

トルコのレチェプ・タイップ・エルドアン首相は金曜日、トルコEU加盟に対する法王発言を正確に伝えていないのではないかという疑念の声に反論を行なった。火曜日の訪問直後に開かれた会談で法王はトルコのEU加盟というご自身の希望を明確に述べた、と首相官邸は声明を発表した。

「トルコは異なる宗教と文化が共存できることを示すことで、EUに貢献することができる、と法王は述べた。」エルドアン首相はこの声明で、会談の内容に疑念を抱くトルコのメディアに答えた。首相はベネディクト16世との短時間の会談を終え、「私が法王に『欧州連合加盟に向けてご支援をお願いします』と頼んだところ、法王は『私たちが政治家でないことはご存知でしょう。しかし私たちはトルコがEUに加盟することを望むものです』と答えた」と会談の内容を伝えていた。

ローマ法王庁自身は法王が何と発言したかコメントしておらず、トルコのEU加盟条件の達成に向けた歩みを肯定的に見ているとのみ発表している。

原題:Erdogan bekraeftigt Darstellung der Papst-Aeusserungen zu EU-Beitritt




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