2011年12月7日(水)

新聞報道:ユーロ諸国は二重の救済策を検討中

ハンブルク(dapd)

新聞報道によれば、ユーロ加盟諸国は債務危機の恐れのある国に対して二重の安全システムを検討しているという。欧州金融安定化基金(EFSF)は、来年半ばに恒久的なユーロ救済策である欧州安定メカニズム(ESM)が発効した後も存続する、とフィナンシャル・タイムズ・ドイチュラント紙Financial Times Deutschland(水曜版)は報じた。

これまでEFSFは過渡的な救済策として考えられてきた。EFSFは4400億ユーロの融資能力がある。これに加えてESMから5000億ユーロが提供されることになる。この二重の救済策によって効果はおよそ二倍となる。しかしまだこの構想に納得していない国もいくつかあると同紙は伝えている。

原題:Zeitung: Euro-Laender erwaegen doppelten Rettungsschirm




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