2000年12月19日(火) 17:10
プラハ(ドイツ通信社)
EUの労働市場を新規加盟国の労働者に対し直ちに開放しないというドイツのゲルハルト・シュレーダー首相の提案は、中東欧では不審をもって受け止められた。ポーランドのヴラディスラフ・バルトシェフスキ外相は驚きの反応を見せた。同外相は7年の移行期間を設けるというシュレーダー首相の提案を「選挙戦の準備」と評した。ハンガリーは、この問題に関してEUが同じ姿勢を表明した場合にはじめてシュレーダーの構想を検討するという意向を示した。リトアニアとラトビアも理解し難いと表明した。
原題:Schroeders EU-Visionen stossen bei Beitrittslaendern auf Ablehnung