2001年2月15日(木)18:22
ドイツ連邦参議院は木曜日ベルリンにおいて、労働者の移動の自由に関し柔軟な移行規定を設けるとした、欧州連合の東方拡大に対する決議案を承認した。しかしこの移行規定は、欧州連合の南方拡大の際の7年間の移行期間に較べられるものでなくてはならないとしている。
「7年間という案が有力である」とバイエルン州代表で、欧州問題担当の政務次官を務めるラインホルト・ボックレートは述べた。ゲルハルト・シュレーダー首相も7年間を提案している。これに対し、ベルリンのエーバーハルト・ディープゲン市長は10年間の移行期間を求めている。連邦参議院は3月9日の本会議でこの決議案について採決する予定である。
原題:Bundesrat fuer flexible Uebergangsfristen bei Freizuegigkeit in EU
f.T.