2002年2月5日(火)23:08
ベルリン(ドイツ通信社)
キリスト教民主同盟・社会同盟(CDU/CSU)の連邦議会議員団の法政策担当広報官ノルベルト・ガイスは「人種の混交した社会」durchrasste Gesellschaft という概念を弁護した。この言葉は数年前に当時CSUの幹事長を務めていたエトムント・シュトイバーが用いたもの。ガイス広報官は、これは、フランスがフランス人の、イタリアがイタリア人のものであるように、ドイツはドイツ人のものであるべきとの考えである、とヘッセン放送で述べた。同広報官は外国人の比率拡大に反対を表明し、「どうしてドイツをドイツ人の手に委ねないのか?」と問いかけた。
原題:CSU-Politiker verteidigt Begriff "durchrasste Gesellschaft"