2002年2月15日(金)19:48
アンカラ(AP)
ビュレント・エジェヴィト首相の言葉によれば、トルコは場合によっては死刑制度を廃止する用意があるという。エジェヴィト首相は金曜日、拡大担当のギュンター・フェアホイゲン欧州委員の訪問後に、もし議会で承認されるならば連立政権を担う民族主義的政党も死刑制度の廃止に同意するであろうと述べた。「我々が議会で野党から充分な賛成票を得られれば、この問題は解決される」と同首相は語った。
フェアホイゲン委員は木曜日、EU加盟の前に人権状況を改善するようトルコに勧告した。その際、同委員はクルドの少数民族の権利についても言及した。この点に関し、エジェヴィト首相は金曜日、強硬な姿勢を示し、クルド語の授業をあらためて拒否した。「この人々は望むならばクルド語を話しても良い。しかし我々はクルド語の教育を認めることはできない」と首相は語った。トルコは1999年12月に長い議論を経て原則的にEU加盟候補国として承認された。しかしEUは一連の改革を前提条件として義務付けている。
原題:Tuerkei moeglicherweise zur Abschaffung der Todesstrafe bereit
Ecevit zeigt sich nach Verheugen-Besuch kompromissbereit