2003年2月12日(水)09:06

EU拡大の財政枠組みが承認

ストラスブール(AFP)

欧州委員会は、2004年から2006年までのEU拡大の財政枠組みに関する修正案を承認した。この案では来年に123億ユーロの起債を見込んでいる。修正案はなお加盟15ヶ国と欧州議会の承認を受ける必要がある。

「提案は現加盟国と新規加盟国の双方の期待に添うものである」。この提案は12月中旬のコペンハーゲンEU首脳会議の決定を反映したものであり、1999年にベルリンで決まった財政の上限も尊重している、と欧州委員会のミヒャエレ・シュライヤー予算担当委員はストラスブールで語った。

1999年のベルリン首脳会議では2006年までのEU予算が決まった。しかし当時は6ヶ国のみのEU拡大を前提としていた。昨年のコペンハーゲン首脳会議では、ポーランド、チェコ、スロヴァキア、スロヴェニア、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ハンガリー、キプロス、マルタの10ヶ国の新規加盟が決定された。

原題:Finanzrahmen fuer EU-Erweiterung angenommen




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