2003年2月25日(火)21:24
ヴィリニュス(AP)
リトアニア議会は火曜日、欧州連合加盟の国民投票を視野に入れ、国民投票の票決法を改正した。これによって、国民投票が成立するのに必要とされた最低投票率は撤廃され、50%以上の得票率があれば、提案は承認されたものと見なされる。これまでは投票率が50%に達しなければ、国民投票は無効とされていた。リトアニアではEU加盟の承認は確実と見られているが、最低投票率条項の撤廃によって、たとえ関心が高まらなくても国民投票が無効とならないよう安全策を講じたものである。投票は5月11日に予定されている。
原題:Litauen aendert Abstimmungsgesetz fuer EU-Referendum