2004年2月9日(月)00:30

チェコ大統領は新規加盟国の速やかなユーロ導入に反対

パッサウ(AP)

チェコのヴァーツラフ・クラウス大統領は、東欧のEU新規加盟国はできるだけ長く自国の通貨を維持すべきであるという見解を表明した。共通通貨ユーロの導入後、ユーロ圏の経済成長はそれほど高くならなかったのに対して、失業率は導入前よりも高くなっている、と同大統領は『パッサウアー・ノイエ・プレッセ』紙 Passauer Neue Presse(月曜版)に語った。これには様々な要因が関わっているが、「まったくの偶然というわけでもない」。各国がユーロ導入のために支払う費用は、間違いなく経済成長率の一桁のパーセンテージを占めている、と大統領は主張した。

原題:Vaclav Klaus gegen rasche Euro-Einfuehrung in Beitrittslaendern




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