2004年2月22日(日)10:28

ドイツのラウ大統領はトルコEU加盟の議論を時期尚早と判断

ベルリン(AP)

ドイツのヨハネス・ラウ大統領は、トルコのEU加盟をめぐる現在の議論を「時期尚早」と論評した。トルコが加盟できるのは、欧州連合の課したあらゆる加盟条件を達成してからであると、大統領は日曜日先行発表された『スーパー・イル』誌Super-Illu のインタビューで述べた。加盟するには宗教や報道の自由、あるいは拷問の廃止などを議会決議で保証するだけでなく、実際の生活で実現させねばならない。「それにはまだ何年もかかるだろう」と語った。大統領はトルコがそもそもEUに含まれるかという問題で、これまで私は「いつも誰よりも懐疑的」であったと強調した。

原題:Rau haelt Diskussion um tuerkischen EU-Beitritt fuer verfrueht




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