2004年2月24日(火)19:52

シュレーダー首相はマルタとの経済関係強化を主張

ヴァレッタ(AP)

ゲルハルト・シュレーダー首相は、EU加盟を3ヵ月後に控えた地中海の島国マルタを、ドイツの首相としては初めて公式に訪問した。「私たちはマルタが欧州連合の一員になるよう常に支援してきた」と首相は火曜日ヴァレッタで、マルタのエドワルト・フェネッキ・アダミ首相との会談を終えて語った。

シュレーダー首相はあらためて欧州憲法論争の合意を強く求めた。欧州が決定能力を失えば、「異なる速度の統合が生まれよう」と首相は警告した。首相はさらにマルタとの経済関係の強化にも賛意を表明した。その際、マルタとリビアの関係も経済的に「見過ごし難いチャンスをもたらす」だろうと述べた。

マルタは5月1日に欧州連合に加盟する10ヶ国に含まれている。人口40万人弱のマルタは欧州連合で最も小さな国となる。ドイツはマルタの最も重要な通商相手国のひとつである。

原題:Schroeder fuer Ausbau wirtschaftlicher Beziehungen mit Malta




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