2004年2月25日(水)08:07
パッサウ(ドイツ通信社)
トルコのEU加盟をめぐる論争で、自由民主党(FDP)の最上位の欧州議員候補者ジルヴァーナ・コッホ・メーリンはドイツで国民投票を行うよう求めた。
EU拡大はこれまで常に一般大衆を締め出して行われてきたと、コッホ・メーリンは『パッサウアー・ノイエ・プレッセ』Passauer Neue Presse紙(水曜版)で批判した。トルコとのEU加盟交渉開始を欧州理事会で決定する前に、今回はドイツ政府に委任状を持たせるべきであるとコッホ・メーリン候補は述べた。
この問題は来る欧州議会選挙でも争点から外してはならないとコッホ・メーリン候補は主張した。同候補は今のところトルコもEUも加盟の準備が整っていないと考えている。まずはEUが次の東方拡大をどう処理するか様子を見る必要があると主張した。
原題:FDP will Volksentscheid ueber EU-Beitritt der Tuerkei