2005年2月1日(火)16:39

セルビア・モンテネグロは欧州連合への接近を希望

ブリュッセル(AP)

セルビア・モンテネグロは欧州連合への接近に向け、早期の進展を望んでいる。「依然大きな障害は残っているものの、展望は良くなった」とヴク・ドラスコヴィッチ外相は火曜日ブリュッセルで語った。セルビア・モンテネグロ政府は、3月に発表される欧州委員会の加盟可能性調査報告書で、進展に向け新たな動きがあるものと期待している。しかしEUは、旧ユーゴの戦争犯罪を裁くハーグの国連戦犯法廷との協力を条件としている。

ドラスコヴィッチ外相は、セルビア・モンテネグロがこの問題で「著しい進展」をはかる必要があることを認めた。さらに外相は、コソボの将来の地位はブリュッセルの欧州委員会との協議では話題に上らなかった。しかしコソボは我が政府の見解ではセルビア・モンテネグロの一部として留まる必要がある、と語った。EUによれば、コソボの将来は2月22日にブリュッセルで開かれるNATOとEUの首脳会議でもアメリカのブッシュ大統領との間で協議の対象になるという。

原題:Belgrad hofft auf Annaeherung an EU




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