2006年2月18日(土)14:41

欧州委員会とアルバニアは安定連合協定に署名

ティラナ(AP)

欧州委員会は土曜日、バルカン半島のアルバニアとの間で安定連合協定を結んだ。欧州委員会のオリ・レーン拡大担当委員とアルバニアのベスニク・ムスタファイ外相は土曜日、同協定に署名した。しかし同協定は今後EU加盟全25ヶ国の承認が必要となる。レーン委員に同行しティラナを訪問したジョゼ・マニュエル・バローゾ欧州委員長は、正式な調印式は「今春中にも」行われるものと期待されると語った。

EUとの安定連合協定はEU加盟の第一歩と考えられている。バローゾ委員長は協定の署名を「アルバニアのEU加盟に向けた一里塚」と評した。しかし一方で委員長は貧窮したアルバニアの改革を勧告した。アルバニア政府は汚職や組織犯罪の撲滅、司法制度の改革、および外国の投資の誘致拡大などを精力的に行う必要がある。欧州委員会は安定連合協定の実施を厳しく監視するつもりである。「これはあなたがたを援助する具体的な形である」、とバローゾ委員長はアルバニア議会で演説した。

バローゾ委員長とレーン拡大委員はアルバニア訪問前にクロアチア、セルビア、コソボおよびマケドニアを歴訪している。最後の訪問地はボスニアとなる。

原題:EU-Kommission bringt Stabilisierungsabkommen mit Albanien auf den Weg




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