2008年2月3日(日)19:06

ポーランド税関職員のストが終結

ワルシャワ(AP)

ポーランド東部国境の交通は週末、ストライキを行っていた税関職員が仕事を再開したため、緊張状態が緩和された。ベラルーシ、ウクライナ、ロシアの飛地ケーニヒスベルクに通じる国境検査の待ち時間は24時間以下に短縮された。先週は国境の一部で大渋滞が起き、トラックの待ち時間は6日に及んでいた。

税関職員はドナルド・トゥスク首相の呼びかけに応じて仕事に復帰したものと見られる。トゥスク首相は先週労働組合の代表と会談し、賃上げの要求について協議した。首相は要求を検討すると答えていた。しかし中断した賃金交渉の再開期日は今のところ決まっていない。

ポーランドは今年初め*シェンゲン圏に加盟した。これによりポーランドの東部国境はEUの東の外縁となった。

原題:Polnische Zoellner beenden Streik

*訳注:原文には「今年初め」とあるが、ポーランドのシェンゲン圏加盟は昨年12月21日。




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