2008年2月12日(火)21:03

欧州委員会は生体情報の照合を含むEU出入国審査を計画

ブリュッセル(AP)

欧州委員会は(明日)水曜日、EU外延国境の検査強化の計画を発表する。欧州委員会のフランコ・フラティーニ内務担当委員による昨秋の最初の発表によれば、非EU圏からEUに入るすべての旅行者の指紋を採取し、EU出国の際にこの指紋データを再度照合することが計画されているという。フラティーニ委員によれば、これにより第三国からの入国者の不法滞在などを阻止するという。

一方で善良な旅行者に対する国境検査は迅速化が図られるという。しかしこの場合も生体データの採取照合は必要になる。欧州委員会の計画は、2001年9月11日の同時多発テロ以降アメリカで導入された安全規定に準じるものである。アメリカでは欧州や他の地域からの旅行者に対してすでに指紋検査が義務付けられている。

原題:EU-Kommission plant biometrische Kontrollen an Aussengrenzen Nachtvorschau




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