2008年2月28日(木)13:11

リヒテンシュタインはシェンゲン圏加盟議定書に調印


ハスラー首相:脱税撲滅協定に関する協議は「大きく進展」

ブリュッセル(AP)

リヒテンシュタイン公国のオットマール・ハスラー首相は木曜日ブリュッセルで、シェンゲン圏加盟議定書に調印した。リヒテンシュタインはスイスとともに11月1日にシェンゲン圏に加盟する見込みである。議定書は隣接するEU諸国との国境検査廃止に加えて、司法および警察分野の協力を定めている。しかし協力は脱税捜査には及んでいない。

それゆえEUはリヒテンシュタイン公国への税の逃れを防止すべく、シェンゲン圏加盟議定書に加えて、同公国との間で脱税撲滅協定の締結を目指している。しかしこれまで、リヒテンシュタイン政府のEUに対する協力姿勢は密輸や付加価値税違反に限られ、直接税の分野では否定的であった。ハスラー首相は木曜日、「EUとの包括的脱税防止協定の交渉は、ドイツを含むすべてのEU加盟国との間で大きく進展した」と述べた。

原題:Protokoll ueber Schengen-Beitritt Liechtensteins unterzeichnet
Hasler: Gespraeche ueber Betrugsbekaempfungsabkommen ≪weit fortgeschritten≫




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