2016年2月10日(水)

EU創立6ヶ国は危機対応に向け「さらに密な連合」を確認

AFP

EU創立6ヶ国は、難民問題やテロの脅威などグローバルな現在の問題に対して、引き続き共同で対処することを確認した。EUは「きわめて難しい時代」に直面している。これに対する答えは「さらに密な連合」でしかない、とドイツ、フランス、イタリア、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの外相は火曜日の晩、ローマで共同声明を発表した。

イタリアの首都での非公式外相協議ではEUの将来が議論された。共同声明では、国家連合は依然焦眉の課題に対する「最良の回答」であると述べられている。一方で6ヶ国外相は、EUは「さまざまな統合の道」を許容するとして、2つの統合速度の欧州連合も認めた。

目下、EUにおける英国の今後について集中的な議論が行われている。イギリスのデイヴィッド・キャメロン首相は、おそらく今年中にも英国のEU残留を問う国民投票を実施する意向である。キャメロン首相は来週のEU首脳会議で、EUとの交渉で勝ち得たEU改革案に対するゴーサインが出るのを期待している。これは、意に添わないEUの立法を阻止できるレッドカードを加盟国の議会に与えるなどの内容から成っている。

原題:EU-Gruenderstaaten fuer "noch engere Union" im Kampf gegen Krisen




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