2001年1月18日(木) 19:43

シュステル大統領はドイツ人の放逐に関する自らの発言について釈明

スロヴァキア大統領は自らの言葉によればポツダム会議の決定を疑問視せず

ブラティスラヴァ(AP)

スロヴァキアのルドルフ・シュステル大統領は木曜日、第二次大戦後のドイツ人の放逐に関する発言を和らげた。シュステル大統領は、私は1945年のポツダム会議の決定を疑問視するものではないと強調した。私は当時のチェコスロヴァキアおよび他の東欧の国々からのドイツ人の故郷放逐を承認する。しかし私の知るところでは「多くの無辜の人々」が追放の犠牲となった、とも発言した。去る12月、シュステル大統領は数百万人のドイツ人の故郷放逐を「悲劇的な誤り」と称する発言を行っていた。

シュステル大統領の広報官ヤン・ビレクは、先月大統領の名前においてドイツに伝えられた挨拶の言葉は個人的な意見の表明だったのであると述べた。外務省は水曜日にシュステル大統領の謝罪から距離を置く立場を表明していた。戦後スロヴァキアからはおよそ100,000人のドイツ人が放逐されたと推定されている。

原題:Schuster stellt Aeusserungen zur Vertreibung der Deutschen klar
Slowakischer Praesident zweifelt nach eigenen Worten Beschluesse der Potsdamer Konferenz nicht an