2001年1月19日(金) 17:22

東欧のEU加盟候補諸国はより密接な相互協力を進める意向

ポーランド、ハンガリー、スロヴァキアおよびチェコは各国の加盟準備作業を調和させることで合意

プレス(ポーランド)(AP)

ポーランド、ハンガリー、スロヴァキアおよびチェコの大統領は金曜日、それぞれのEU加盟計画に関してより密接な相互協力を進めることを取り決めた。「われわれは、われわれの国民が2004年の欧州議会選挙に参加するよう望む」とホスト国ポーランドのアレクサンダー・クファシニェフスキ大統領は、プレス(プシチナ)におけるいわゆるヴィシェグラード・グループの年次会合で述べた。

クファシニェフスキ大統領とチェコのヴァーツラフ・ハヴェル大統領、ハンガリーのフェレンツ・マドル大統領、スロヴァキアのルドルフ・シュステル大統領は主にニース首脳会議の結果について協議した。各国大統領は、それぞれの国の欧州問題担当の大臣が今後は頻繁に会合を持つことで合意した。「欧州連合が数年のうちにわれわれを(加盟国として)受け入れることができるよう、共同の努力を行うつもりである」とクファシニェフスキ大統領は語った。

ハヴェル大統領は、各国が競争し合うのではなく互いに支え合うのだと強調した。EU加盟後も4ヶ国は欧州連合内の地域グループとして密接な協力を行う予定である。

原題:Osteuropaeische EU-Kandidaten wollen enger zusammenarbeiten
Polen, Ungarn, Slowakei und Tschechien vereinbaren Harmonisierung ihrer Beitrittsbemuehungen