2001年1月21日(日) 18:49

ポーランドは労働者の移動に関する移行期間を拒絶

ハンブルク(AP)

EU加盟後に東欧の労働者に対して移行期間を設けるという要求はポーランドにおいては拒絶にあった。「われわれはこの不利な扱いを甘受するのは難しいし、とうてい甘受できない」とポーランドのヴラディスラフ・バルトシェフスキ外相は『フィナンシャル・タイムズ・ドイチュラント』紙(月曜版)に語った。ドイツのゲルハルト・シュレーダー首相は、新規加盟国の労働者の移住の自由を7年間制限するよう、繰り返し要求している。

このような移行期間の設定はポーランド国民のEU加盟承認を危うくしかねない、とバルトシェフスキは警告した。同外相はこの提案にドイツの内政上の動機を見ている。「実際にはポーランドの労働力が氾濫する恐れはないのに、それをしばしば理解できない世論をなだめようとする政治戦略がここには認められる。」

原題:Polen lehnt Uebergangsfristen fuer Arbeitnehmer ab