2003年1月9日(木)15:48
ベルリン(AP)
欧州委員会のギュンター・フェアホイゲン拡大担当委員は、トルコのEU加盟をめぐる内政上の議論を終わりにするよう求めた。そのような議論は現在のところ「まったく必要ない」。この問題は2004年の末にあらためて欧州連合の議事にのぼるのだから、と同委員は木曜日ベルリンで述べた。「トルコに対して明確に公正な機会を与えねばならない。」
EU各国首脳は去る12月コペンハーゲンの首脳会議で、加盟のための政治的および経済的条件が2004年の12月に達成されていたならば、トルコとの間で加盟交渉を開始することで合意している。
フェアホイゲン委員は今後数週間、すべてのEU加盟国の議会を訪ねて10ヶ国の新規加盟条約に対する支持を取りつける意向である。その皮切りに同委員は木曜日、ベルリンで開かれるドイツの社会民主党(SPD)の連邦議会議員団の議員総会に出席した。
原題:Verheugen fordert Ende der Tuerkei-Debatte