2003年1月20日(月)18:42
AFP
欧州連合の将来の拡大をめぐる議論で、ドイツとフランスのカトリックの司教はEUを「何よりも価値共同体」であると考えている。月曜日パリとボンで発表された両国の司教会議の声明では、キリスト教の価値観が「欧州の社会モデルを規定した」と謳われている。同会議は、独仏の協力関係を定めたエリゼ条約40周年の記念日に開催された。議長を務めるマインツのカール・レーマン司教とボルドーのジャンピエール・リカール司教は声明の中で、「紀元最初の数世紀に福音書を受け入れたこと」が「ヨーロッパの諸国民を今日まで結びつける共通の文化の礎石となった」と強調している。
原題:Bischoefe: EU "vor allem eine Wertegemeinschaft"