2003年1月26日(日)03:10

欧州委員会は拡大後の経済格差を危惧

AFP

欧州委員会は、来年の新規10ヶ国の加盟後にEU内の経済格差が広がることを危惧している。最も裕福な地域と最も貧しい地域の1人あたり国内総生産の格差は、拡大後は現在の倍に広がるだろうとAFP通信の入手した暫定版EU報告書は予測している。それによれば、拡大後のEUでは、25%の人が1人あたり国内総生産でEU平均の四分の三に満たない地域に暮らすことになる。現在ではこの比率は18%である。また新規加盟国は、現在のEUの就労率に肩を並べるためには、300万の雇用を新たに創出する必要があるという。

原題:EU-Kommission fuerchtet nach Erweiterung wirtschaftliches Gefaelle




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