2005年1月13日(木)15:26

ブランデンブルク州内相:「EU東方拡大以降国境地域の犯罪が減少」

フランクフルト・アン・デア・オーダー(ddp-Ibg)

EU東方拡大以降ブランデンブルク州の国境地域の犯罪率が増加するとの懸念は杞憂に終わった。同州のイェルク・シェーンボーム内相(キリスト教民主同盟)は木曜日フランクフルト(オーダー)で、逆にこの地域の犯罪件数は2004年には減少していると述べた。11月末までの国境地域の犯罪は28745件で、これは昨年の同時期と較べて2370件(- 7,6%)少なくなっているという。

予想された外国人法違反の減少(-36%)に加えて、車輌盗難(-31%)や放火(-33%)も著しく減っている。一方、クレジットカード詐欺(+20%)や傷害事件(+5%)、および器物損壊(+20%)は増加しているという。

シェーンボーム内相は木曜日、ポーランド語によるインターネット監視オンライン提供システムの始動式を行なった。ポーランド国民はこれによりただちにwww.internetwache.brandenburg.de のサイトで、ドイツの法規定やブランデンブルク州警察の重要な予定や電話番号を調べられるようになった。始動式に引き続き、フランクフルトのオーダー河橋(オーデル河橋)では、初のポーランド語版のブランデンブルク州警察の情報パンフレットが配られた。

シェーンボーム内相は、ブランデンブルク州はポーランド警察と引き続き任務連絡体制を拡充すると発表した。双方は協力して国境を越える犯罪の撲滅を図らねばならない。ドイツ・ポーランド警察連携局の指導体制は維持される。ブランデンブルク州は2003年3月の連携局の創設により協力への一歩を踏み出した。これに加えて以前から両国警察官の共同パトロールや、ブランデンブルクとポーランドの警察署による共同の犯罪予防対策、ならびにバースドルフBasdorfとスウプスクSlupskの警察大学校間の学生や教官の交換も行なわれている、と内相は語った。

原題:Schoenbohm: Seit EU-Osterweiterung weniger Straftaten in Grenzregion




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