2007年1月15日(月)13:36
ローマ(AP)
イタリアのロマーノ・プロ−ディ首相と欧州委員会のジョゼ・マヌエル・バローゾ委員長はトルコとのEU加盟交渉の継続に賛意を示した。バローゾ委員長は月曜日ローマでプロ−ディ首相と共同記者会見を行い、欧州委員会は引き続きEUの拡大、とりわけ「トルコを含む」拡大の交渉プロセスを支持する。しかしトルコはEUのすべての条件や基準を満たす必要がある、と述べた。プロ−ディ首相は、イタリアの立場は欧州委員会とまったく同じであると語った。トルコ政府はEU加盟国のキプロスの船舶や航空機に対し、港湾や空港の開放を拒んだため、EUは昨年12月に全35分野のうち8分野の加盟交渉を凍結した。一方トルコは、交渉の継続にはトルコのみが承認する北キプロストルコ共和国の国際的孤立の解除が必要と要求している。
原題:Barroso und Prodi wollen Beitrittsverhandlungen mit Tuerkei fortsetzen