2008年1月30日(水)18:48

ポーランド税関職員の賃金交渉は物別れ

ワルシャワ(AP)

EU東方国境の緊張は依然緩和されない。ポーランドの政府と税関職員の賃金交渉は水曜日、物別れに終わった。税関職員の代表は、政府は二日間の交渉で500ズローティ(140ユーロ)の賃上げしか申し出なかったと述べた。一方職員側は1,500ズローティ(420ユーロ)を要求している。

ウクライナとの国境だけでなく、ベラルーシやロシアの飛び地カリーニングラードとの国境でも、1月21日以降数千台のトラックが立ち往生した。ポーランドの税関職員が病気を口実に仕事を休んだり、超過勤務分の代休を取ったからである。ポーランドは今年初め*シェンゲン圏に加盟した。これによりポーランドの東方国境はEUの東の外縁となった。

原題:Tarifverhandlungen fuer polnische Zoellner abgebrochen

*訳注:原文にはポーランドのシェンゲン圏加盟は「今年初め」とあるが、正しくは昨年12月21日。




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