2010年1月4日(月)17:25

キリスト教社会同盟はトルコとのEU加盟交渉の終了を要求

ミュンヒェン(AP)

キリスト教社会同盟(CSU)は恒例のヴィルトバート・クロイツでの党大会で、トルコとのEU加盟交渉の即時終了をあらためて要求する意向である。トルコは「加盟に必要な政治的、経済的前提条件にはほど遠い」とフランクフルター・アルゲマイネ紙Frankfurter Allgemeine Zeitung(火曜版)はCSUのEU政策基本原則草案を伝えている。

「骨の折れる加盟交渉にいい加減に終止符を打つべく、トルコには特権的パートナーシップという形でEU諸機構への密接な結びつきを提供すべきである」。クロアチアの加盟後は、これ以上明確な加盟約束を与えてはならない、と同紙はCSUの主張を報じている。CSUはキリスト教民主同盟(CDU)および自由民主党(FDP)との連立政権協定に、トルコのEU加盟反対という同党の要求を盛り込むことができなかった。

原題:CSU will EU-Verhandlungen mit Tuerkei beenden




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