2010年1月8日(金)08:44

トルコのエルドアン首相は「中途半端なEU加盟」を望まず

AFP

トルコのレチェプ・タイップ・エルドアン首相はドイツのギード・ヴェスターヴェレ外相(自由民主党FDP)の訪問を受け、トルコを正式加盟させずにEUにつなぎとめるというEUの一部からの提案について、あらためて「受け容れられない」と批判した。我が国は「中途半端な加盟」では納得しない、とエルドアン首相はアンカラでヴェスターヴェレ外相との会談の席で語ったとトルコのメディアは報じた。

トルコがEU加盟国となれば、EUに新たな負担をもたらすのではなく、負担を引き受けることになるだろう、とエルドアン首相は語ったという。首相はまた、EU加盟国に暮らしているトルコ人はそれぞれの国の社会に統合されるべきであると強調した。だが私は「同化」Assimilierungには反対である、と首相は述べた。

報道によれば、ヴェスターヴェレ外相はエルドアン首相との会談で、トルコとのEU加盟交渉の継続を認めたドイツ政府の連立協定を説明したという。この協定では加盟未満の「特権的パートナーシップ」は問題となっていない、とヴェスターヴェレ外相は述べたという。

原題:Erdogan will keine "halbe EU-Mitgliedschaft"




ホームへ戻る