2002年7月9日(火)21:36

フィシュラーEU農業担当委員はドイツ政府の批判に対し農業改革案を弁護

ベルリン(AFP)

EU農業改革案の発表を目前に控えて、欧州委員会のフランツ・フィシュラー農業担当委員は、ドイツ政府の批判に対して新たな農業政策案を弁護した。「私の提案に代わる案はないと言ってよい」とフィシュラー委員は『南ドイツ新聞』(水曜版)に語った。フィシュラー案によればEU農業補助金は将来耕地面積や家畜の頭数と結びつけられることなく、「農家が何をどのくらい生産しているか」に無関係に支給されることになる。あわせてオーストリア出身の同委員は、この改革が東ドイツの数多くの大規模経営者を脅かし、最悪の場合40,000人の職場を奪うことになるのではないかとの懸念を否定した。水曜日にフィシュラー委員は改革案を発表する意向である。

原題:EU-Kommissar Fischler verteidigt Agrarreform gegen Kritik aus Berlin




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