2004年7月1日(木)02:05

キリスト教民主同盟・社会同盟副議員団長はトルコのEU加盟を求めたアメリカの要求を退ける

ベルリン(AFP)

キリスト教民主同盟・社会同盟のヴォルフガング・ショイブレ副議員団長は、トルコをEUに加盟させるべきとのアメリカのジョージ W. ブッシュ大統領の要求を退けた。「トルコが加盟すれば、ヨーロッパの人々の間でEUの正当性は失われることになろう。そうなれば真の政治的統合のチャンスは著しく減少する」、とショイブレは『ハンデルスブラット』紙 Handelsblatt(木曜版)に語った。これは結局のところトルコの利益にもならない。「私たちはあえてこのことは言わせてもらうが、逆にアメリカがメキシコとの関係をどう構築すべきかなどという提案は差し控えることにする」、と語った。

原題:Schaeuble weist US-Forderung nach EU-Beitritt der Tuerkei zurueck




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