2006年7月17日(月)22:40
ブリュッセル(AFP)
EUはハーグ国連戦犯法廷と全面的に協力するというセルビア政府の計画に満足している。しかし安定連合協定の交渉再開は、計画の実行を待って決定する意向である。セルビアのヴォイスラフ・コストニッツァ首相が発表した計画は「今後の協力に向けたきわめて良い基盤」である、とEU議長を務めるフィンランドのエルキ・トゥオミオヤ外相は月曜日の晩、ブリュッセルで述べた。欧州委員会のオリ・レーン拡大担当委員は、しかしEUの姿勢は変わらない。ハーグ国連戦犯法廷との全面的な協力とは、ラトコ・ムラジッチならびに他の戦犯容疑者の逮捕と身柄引き渡しである。5月に中断された安定連合協定の交渉再開には、これが必須の条件となる、と語った。
原題:EU lobt Belgrads Plaene fuer volle Kooperation mit UN-Tribunal