2016年7月8日(金)
AFP
英国の国民投票によるEU離脱決定後も、ドイツの国民は欧州連合を肯定的に評価している。金曜日に発表されたドイツ第二放送ZDFのポリートバロメーターPolitbarometerでは、半数以上(51パーセント)がEU加盟はドイツ国民にとって利益の方が多いと回答した。これはこの世論調査開始以来、最高の数値という。
EU加盟はむしろ不利益の方が多いとの答えは10パーセントにとどまった。約3分の1(37パーセント)は、利益と不利益が同じくらいと答えた。
また、半分弱(49パーセント)は加盟国がさらに協力を深めるのがEUの将来にとって望ましいと答えた。これに対し、37パーセントは個々の国々が独自の権限を回復した方が良いと回答した。変化なしを望んだのは12パーセントであった。
このポリートバロメーターは、マンハイムの研究グループ ヴァーレンWahlenが月曜日から金曜日にかけて、ランダムで選んだ有権者1,320名に電話調査を行ったものである。
原題:"Politbarometer": Deutsche sehen EU so positiv wie noch nie