2001年6月3日(日)12:08
ディンケルスビュール(ドイツ通信社)
ギュンター・フェアホイゲン欧州委員は、計画中のEU東方拡大後に故郷放逐者に所有権の要求が認められる可能性を否定した。欧州連合条約の締結以前に起きたことは取り消すことはできない、とフェアホイゲン委員は、バイエルン州ディンケルスビュールにおけるジーベンビュルゲンザクセン人*)の郷土大会で発言した。同委員は、戦後のヨーロッパにおいて故郷放逐の犠牲者に誤った希望を抱かせぬよう警告した。
原題:Verheugen warnt vor Besitzanspruechen nach EU-Erweiterung
*)12世紀半ば以降、現在のルーマニアに属するジーベンビュルゲン地方(トランシルバニア地方)に移住したドイツ移民〔訳注〕